制度

最新の会計ルールを確認するには?

会計に専門的に携わっている、または勉強しているという人でないと、全ての会計ルールの変更をタイムリーに把握することは難しいです。 会計ルールの国際化の流れのなか、会計ルールの変更も頻繁に発生する現在では特に大変です。 『会計監査六法』等の基準書も年に1回の発刊のため、必ずしも最新のルールが全て...
情報

有限会社を「株式会社」に移行せず「有限会社」のままにしておくのもアリ

平成18年5月の会社法施行により、株式会社の最低資本金制度が廃止されるとともに、有限会社法が会社法に統合されました。 これに伴い、資本金が1円でも株式会社が設立できるようになり、他方で有限会社を新たに設立することができなくなりました。 「有限会社→株式会社」への組織変更も簡易になっていますが...
税務

繰越欠損金。節税対策を行う前に確認を

決算が近づいてきて、利益の見込額が分かると、節税対策の実行を考える会社(あるいは個人の方)も多いでしょう。 節税に関しては以前も触れましたが、ただやみくもにやれば良いわけではありません。 どのくらいの節税をすべきか(したいか)も検討した方がよいです。 ここでは、節税対策の実行を考える前...
決算・財務

「金額=単価×数量」の数式を利用して分析する

世の中の取引における金額(モノやサービスの金額)は、ほとんどが 「単価×数量」 で計算されます。 金額だけ見て「高い」または「安い」と感じて「なんで?」と思った場合や、「高いのか安いのかよく分からない」という場合には、単価と数量に分解して分析するのも一つの方...
決算・財務

固定資産も定期的に棚卸しましょう

固定資産の棚卸は、固定資産そのものが指で数えられる程度の数しかなければ大がかりに行う必要はなく、目視だけでも十分に現物確認ができるでしょう。 しかし、多くの会社にはパソコン等の事務機器が複数あるでしょうし、(リース物件でなければ)車やコピー機等も固定資産に含まれますので、「指で数える程度」を超...
決算・財務

在庫管理のキーワード「SMOOSI」

「SMOOSI」とは? この言葉は、 "Slow Moving, Obslolete, or Out of Standard Item" の略語です。「スムージ」と読みます(人によっては「スムージー」のようです)。 つまり、棚卸資産(在庫)のうち Slo...
決算・財務

決算期(決算月)の変更は可能。ただし注意点があります

以前触れましたが、会社設立後に決算期(決算月)を変更することは可能です。 ただし、決算期を変更する場合には留意しておきたい点があります。 そこで、以下に主な留意点を挙げます。 一度だけ1年未満の短期間で決算を行うことになる 決算期を変更する場合、変更しよう...
決算・財務

会社(法人)の決算月を決める際に考慮したい4つのポイント

日本では、3月決算の会社が多いです。 ある調べによると、全国の会社の20%以上が3月決算なのだそうです。 上場会社だけで見ると、半数以上が3月決算です。 1年は12か月なので、どの月も約8.3%(≒1/12)となっているのが完全に分散された状態です。 20%以上の月が存在しているとい...
決算・財務

実地棚卸の失敗・漏れを防ぐための施策のヒント

実地棚卸で、すぐに思い浮かぶリスクに 「在庫数量を誤る」 というものが挙げられます。 この「在庫数量を誤る」というリスクを更に分解すると、以下のようなリスクが出てきます。 「カウントを誤る」 「カウント漏れ(カウントし忘れ)が発生する」 ...
決算・財務

棚卸方法「タグ方式」と「リスト方式」の概要

実地棚卸の方法は、大きく「タグ方式」と「リスト方式」に分けられます。 いずれも一長一短であるため、どちらの方法を採用するかは会社の判断によります。 「タグ方式」とは 担当者が品目および個数を確認後、棚札と呼ばれる伝票に記入を行い当該現物に貼付する方法です。 全ての現物に棚...